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| 阿波忌部の足跡 - 安房国編 | |
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この日本各地を開拓した阿波忌部の足跡「安房国編」は、今まで知られていなかった阿波忌部の本質に触れるものであります。阿波忌部は、今から1700年程前に、吉野川流域一帯を開拓した祭祀を専門職とする海洋民であり衣食住に関係する技術集団で、徳島県の旧名「阿波」も、阿波忌部が植えた粟に由来するとされています。また、吉野川市の前進である麻植郡は、阿波忌部が麻や穀を植えて開拓した故事に由来する歴史的名称でした。その阿波忌部の痕跡は、吉野川市内全域に渡って残され、山川町の忌部神社はじめ、鴨島町にも、西麻植・麻植塚・牛島などの地名とともに、数多くの史跡が残されています。その阿波忌部は、大和王権確立に力を尽くすとともに、吉野川を出発して黒潮に乗り、房総半島に到達し、以後、関東一円の開拓を進めていきました。その歴史の一端を記したのが当本であり、阿波忌部の全体像は、麻植郡よりも、安房国(千葉県)から見ると、むしろよく理解できます。この内容は、阿波忌部が日本歴史の表舞台に出る最初のものであり、参考写真210枚とともに、阿波と安房との4回の交流会記録も見逃せない永久保存版となっており、貴重な史料となっています。
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