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注文住宅のお風呂選びのコツ

2023.01.27(最終更新日2023.01.30)

注文住宅はキッチンやリビングなど家の中のさまざまなところに、自分のこだわりを反映できます。もちろん、お風呂もそのうちの一つです。

本記事では、注文住宅でお風呂を選ぶ際のコツや失敗例などを紹介します。

目次

注文住宅のお風呂選びのコツ

注文住宅でお風呂を選ぶときは、お風呂の大きさや素材だけでなく、広さや将来を見据えたオプションを付けるかなどに着目するのがポイントです。

システムバスか在来風呂にするか選ぶ

注文住宅のお風呂を選ぶに当たって、システムバスか在来風呂にするかを選びましょう。それぞれの違いは次のとおりです。

● システムバス:工場で作られた部品を現場で組み立てる
● 在来風呂:オーダーメイドで作る

それぞれのメリット、デメリットについて見ていきましょう。

システムバスはショールームで実際に触れるが自由度が少ない

システムバスはショールームで実際に触れて、サイズや材質を確認できます。また、在来風呂よりも費用が抑えられるメリットがあります。

ただし素材や色はこだわれるものの、お風呂場全体を変更することはできません。例えば窓を設置する場合、メーカーで設置可能としている箇所以外には取り付けできません。また、在来風呂ほど自由度がない点もデメリットでしょう。

在来風呂は自由にデザインできるがコストがかかる

在来風呂はシステムバスと異なり、自由にデザインできるメリットがあります。そのため、露天風呂の設置も可能です。また、特殊な間取りであってもお気に入りのお風呂が作れます。

その一方で、システムバスよりもコストや工期がかかってしまうデメリットもあります。また、システムバスと異なりショールームに展示されていないので、完成するまでイメージがつかめません。

素材で選ぶ

お風呂はさまざまな素材を選択することができます。一般的には樹脂系パネルが用いられるケースが多く、保温性が高く乾きやすい特長があります。また、床に用いる際は滑り止め加工を施すことも可能です。そのため、お年寄りや小さいお子さんがいる家庭であれば転倒防止に役立ちます。

樹脂系パネル以外にも次のような素材がお風呂に用いられます。

素材 特徴 デメリット
タイル 部分的に使用できる 目地に水が溜まりやすくカビが生えやすい
木材 滑りにくい こまめな手入れが必要

素材の特徴を把握した上でお風呂選びに生かしましょう。

色で選ぶ

お風呂場には白の素材が用いられるケースが多いです。白の素材は水垢が目立たなく、お風呂場が広々と見える特長があります。一方、ピンクカビや髪の毛が目立ってしまうのがデメリットです。

黒や茶色といったダーク系の素材はシックな雰囲気ですが、水垢が目立ちやすい傾向にあります。

適度な広さのお風呂にする

適度な広さのお風呂にすることで、ガス代や水道代を抑えることが可能です。お風呂のサイズが大きくなってしまうと多くのお湯が必要になるため、ガス代や水道代が増してしまいます。

一般的にお風呂のサイズは1坪ほどとされているため、このサイズを基準にお風呂の広さを検討してみましょう。お風呂の広さはメーカーのショールームでも確認できます。

バリアフリー対策も検討する

注文住宅のお風呂を選ぶ際は、バリアフリー対策を施しておくことも大切です。注文住宅を建てたときはまだバリアフリーが不要であっても、のちに手すりや転倒防止装置の設置を希望する場合もあります。そのため、お風呂選びの段階からバリアフリー対策を検討しておくのがおすすめです。

お風呂のバリアフリー対策は、主に以下が挙げられます。

● 出入口の段差の解消
● 手すりの設置
● 転倒防止
● ヒートショック防止
● ブザーの設置

注文住宅のお風呂選びの失敗例

注文住宅でお風呂を選ぶ際に参考になるのが失敗例です。お風呂のサイズ選びや窓の設置など、お風呂選びで後悔しないために具体的な失敗例を把握しておきましょう。

想像よりもお風呂が大きかった・小さかった

お風呂が大きすぎたことで、想定よりも多くガス代、水道代が発生してしまうケースがあります。

一方、お風呂が小さいことで足が伸ばせず窮屈に感じてしまう場合もあるでしょう。このような失敗をしないためには、お風呂のサイズがどれくらいかをショールームで確認しておく必要があります。

窓を使った換気ができない

お風呂に窓があれば、窓を開けることで換気することができます。窓がないと外の空気を使った換気ができないためデメリットと感じることもあるでしょう。しかし、換気の効率的には窓と扉を閉めて換気扇を回すのが正しいやり方です。そのため換気だけが目的であればデメリットにはなりません。お風呂で気持ちよく外の空気を感じたいという方であれば、窓の設置を検討すると良いでしょう。

不要なオプションを付けてしまった

お風呂選びの際にチェックするカタログには、さまざまなオプションも掲載されています。ですが、オプションとして設置しても結局使用しないままのケースもあります。オプションのなかには後付け可能なものもあるため、本当に必要であれば設置するようにしましょう。

鏡が不要だった

お風呂場で化粧を落としたり髭をそったりために鏡を設置するケースがあります。ですが、お風呂の鏡は水垢やカビが発生しやすく意外と手入れの手間がかかるもの。お風呂場で化粧落としや髭剃りをしなくても問題ないのであれば、
無理に初めから設置する必要はないでしょう。

お風呂場だけでなく動線や間取りも確認

注文住宅でお風呂場を選ぶ際は、動線や間取りも確認するのがおすすめです。すぐにお風呂場に行けるような動線や、脱衣所と洗面所を分けるといった点を意識しましょう。

玄関からお風呂場まで直行できるような動線

お風呂場に行くまでにリビングを通らねればならないような動線だと、汚れて帰ってきた家族がリビングを通ることになり、室内を汚してしまうかもしれません。

そのため、お風呂場への動線は玄関から直行できるようにすると、リビングが汚れる心配もありません。

脱衣所と洗面所を分ける

脱衣所と洗面所が一緒になっていると、家族が洗面所を使っているときに脱衣所を使いづらい、来客があった際に洗面所もしくは脱衣所を使いづらいといった気苦労が生まれてしまいます。そのため、脱衣所と洗面所は分けることを検討してみましょう。

日当たりを考慮する

お風呂を設置する場所が北側か南側かで、手入れの手間が変わってきます。北側に設置すると日当たりが悪いことで浴室にカビが生えやすくなってしまいます。一方、南側であれば日当たりが良いため、カビが生えにくい浴室になるでしょう。

ただし、一般的にリビングやダイニング、キッチンを南側に配置するため、南側に浴室を設置してしまうと、リビングなどが北側に回ってしまい家全体が暗くなってしまいます。

コツを押さえて注文住宅のお風呂を選ぼう

注文住宅のお風呂は、システムバスか在来風呂にするか、汚れが目立ちにくい色にするか、バリアフリー対策を施すかなどのコツを押さえて選ぶようにしましょう。また、窓が小さかったり不要なオプションを付けてしまうと、思わぬ失敗につながりかねません。

注文住宅のお風呂は間取りにも気を向けるのがおすすめです。リビングを通らずお風呂に行ける動線確保や、日当たりに応じた手入れなども意識しましょう。

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