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新築のキッチンは何が人気?それぞれの特徴を解説

2022.06.03(最終更新日2022.06.03)

料理を毎日行う方にとって、キッチンの間取りにはぜひこだわりたいところです。
ただ、新築のキッチンの間取りで失敗している方は意外と多いので、これからマイホームづくりを始めるのなら、キッチンの基礎知識や選び方のコツを押さえておくことが大切です。
今回は、キッチン選びで後悔するケースをご紹介するとともに、キッチンの主な種類やおすすめのオプション、間取りを考える際に気をつけるべきポイントについて解説します。

目次

キッチンで後悔するケース

新築のキッチンづくりで失敗しがちなパターンや、後悔するケースを3つご紹介します。

1. 収納スペースが足りない

キッチンづくりで最も失敗しやすいケースは、収納スペースの不足です。
キッチンはフライパンや鍋、まな板、ボウル、包丁のような調理器具はもちろん、お米やパン、パスタといった食料品や調味料なども保管しておく場所です。収納が足りないと調理台の上にまでモノが溢れてしまい、非常に使い勝手の悪いキッチンになってしまいます。
特にデザインにこだわり過ぎると収納が足りなくなることが多いので、見た目だけでなく実用性も重視することが大切です。

2. ニーズに合わないキッチンを選んだ

キッチンと一言にいっても、その種類は複数あり、それぞれ特徴が異なります。
例えば最近は調理スペースやシンクが独立しているアイランドキッチンが人気を集めていますが、多人数で調理できる、開放感があるといったメリットがある一方、他のキッチンよりスペースを取るので、狭小住宅には不向きです。
このように、住む人のニーズや敷地面積などによって向き・不向きのキッチンがありますので、人気があるから・流行だからといった理由だけでキッチンの種類を選ぶと失敗する確率が高くなります。キッチンの種類について、詳しくは後述しますので、それぞれのキッチンの特徴をよく理解した上で慎重に検討しましょう。

3. 使う人の体型に合っていない

キッチンに造り付けの調理台や収納は、一度設置すると簡単に改修することはできません。キッチンを日常的に使う人の体型を考えずに設計すると、調理台が低すぎて腰に負担がかかる、吊り戸棚の位置が高すぎて手が届かないなど、使い勝手に不満を抱く原因になります。

キッチンの種類

キッチンには複数の種類があり、それぞれデザインや特徴が異なります。
ご家庭のニーズや家のレイアウトなどに適したキッチンを選べるよう、主なキッチンの種類と特徴をチェックしておきましょう。

壁付けキッチン

壁に沿って設置されるタイプのキッチンです。シンク、コンロ、調理台などがすべて横並びに設置され、アルファベットのIの形に似ていることから、別名I型キッチンとも呼ばれています。
省スペースで設置できるところが大きな特徴ですが、壁に向かって調理することになるため、リビング・ダイニング(LD)にいる人とコミュニケーションを取りにくいのが難点です。

対面キッチン

隣接するLDに向かってカウンターが設置されているタイプのキッチンです。調理しながら家族とコミュニケーションを取りやすく、育児中の方なら子どもの様子を見ながら作業できるところが魅力です。また、カウンターが目隠しになるため、キッチン内部を来客に見せずに済むという利点もあります。
ただ、I型キッチンに比べると、カウンターや通路を設置するぶん、広い面積が必要になります。同じ面積なら、I型よりも隣接するLDの面積が狭くなってしまうところがネックです。

アイランドキッチン

島(island)という名前の通り、シンクやカウンターが一つの島のように独立しているタイプのキッチンです。独立した島は長方形または正方形で、一辺の長さに十分なゆとりがあることから、四辺すべてを使って調理や作業を行うことができます。
複数人でキッチンを囲みながら一緒に調理できるので、家族で料理したい、友人を呼んでホームパーティしたいといったニーズに対応できます。一方で、対面キッチンよりもさらに広いスペースが必要になることに注意が必要です。

キッチンにおすすめのオプション

キッチンを設置するときは、ニーズに応じてオプションを付加することもできます。主にキッチンの使い勝手を向上させるのが目的ですが、別途費用がかかりますので、必要なオプションを無駄なく付けることが大切です。
ここでは新築のキッチンにおすすめのオプションを3つご紹介します。

1. 食器洗い乾燥機

食器をセットするだけで自動的に洗浄してくれる食器洗い乾燥機(食洗機)は、家事の手間を大きく省ける人気の設備です。
ただ、食洗機はサイズが大きいため、後付けするとかなりのスペースを取ってしまいます。オプションでビルトインタイプの食洗機を取り付ければ、見た目もスッキリしますし、調理や作業の邪魔になる心配もありません。

2. タッチレス水栓・ハンズフリー水栓

タッチレス水栓およびハンズフリー水栓とは、ハンドルに手を触れることなく、水を出したり止めたりすることができる水栓のことです。タッチレス水栓は蛇口の上部に設置されたセンサーに手をかざすことで、吐水・止水が可能です。
一方のハンズフリー水栓は、蛇口の下に手を入れるだけで自動的に吐水され、手を引っ込めると自動的に止水する仕組みになっています。他にも、足元にあるペダルを踏むことで吐水・止水できるタイプもあります。
いずれのタイプもハンドルに直接触れずに水道を使えるため、手が汚れているときや、ハンドルまで手が届かない子どもが使うときに便利です。

3. 自動洗浄換気扇

自動洗浄換気扇とは、その名の通り、自動で洗浄する機能がついた換気扇のことです。吸水トレイに水を入れてボタンを押すだけで、換気扇のお手入れを済ませることができます。
いちいち羽根を取り外したり、手作業で汚れを落としたりする必要がないため、メンテナンスの手間を大幅に省けます。

キッチンを考える際の注意点

新築のキッチンづくりで注意したいポイントを3つご紹介します。

1. 収納に余裕があるか

キッチンの見た目や使い勝手を重視するのなら、収納にゆとりを持たせることが大切です。引越した当初は十分でも、長く住む間にモノが増えると収納が足りなくなるおそれがありますので、新築時はスペースが余るくらいでちょうどよいかもしれません。
造り付けの収納で足りない場合は、別途食器棚などを設置する必要がありますので、そのスペースも考慮してレイアウトを考えましょう。

2. 設備の高さが適切か

調理台が高すぎるor低すぎる、吊り戸棚に手が届かないなどの不満があると、キッチンを使用するたびに不満やストレスを感じる原因となります。
一般的に、調理台は身長÷2+5cmが適切といわれており、例えば身長160cmの人なら160cm÷2+5cm=85cmがベストな高さとなります。調理台の高さはJIS規格によって80・85・90・95cmの4パターンに分類されていますが、オーダーメイドならさらに細かく高さを調節できますので、キッチンの使用頻度が最も高い人の体型に合わせて設置しましょう。
一方、吊り戸棚の高さは、戸棚を下ろした際の下端が目線の高さより10~15cmほど下に来るのが理想とされています。身長160cmの人なら、145~150cmくらいの高さまで降りてくる吊り戸棚を設置すると、上げ下げを楽に行えるとともに、戸棚の奥まで目を通しやすくなります。

3. ストレスのない動線になっているか

キッチン内およびキッチンと隣接するLDの動線が悪いと、家事をするときや、キッチンと他の部屋を行き来する際に不便を感じやすくなります。狭すぎるとストレスになるのはもちろん、例えば対面型キッチンの場合、調理台とカウンターの間が広すぎると移動距離が増えて体に負担がかかってしまう可能性があります。
1人で作業する場合、通路の幅は80cmあれば十分ですが、2人以上で利用する場合やアイランドキッチンの場合は120cmくらいの幅を持たせると、作業や部屋間の移動がスムーズになるでしょう。

新築時のキッチンは住む人・使う人のニーズに合わせて設計しよう

キッチンは日常生活でひんぱんに使用する場所ですので、使い勝手に問題があるとストレスや不満を抱く原因となります。キッチンにはさまざまな種類があり、必要に応じてオプションを付加することも可能ですので、自分たちのニーズや使う人の体型などを考慮しながら、利便性の高いキッチンの設計を目指しましょう。

株式会社松島組では、お客様一人ひとりのご要望やニーズを元に、幸せな暮らしを提供する家づくりをサポートいたします。豊富なノウハウや経験を活かしたアドバイスの提供はもちろん、バーチャルリアリティ(VR)の活用によってキッチンの高さや奥行き、サイズ感、壁や床の色味などをさまざまなシチュエーションで確認することができます。
図面だけではイメージしにくい部分を細かく確認しながら設計できますので、後悔しない家づくりを実現することが可能です。「もっとこうしたい!」「こんな風にできたらいいな」というお客様の思いに寄り添ったご提案、アドバイスをさせていただきますので、理想のキッチンを実現したい方は、ぜひ株式会社松島組へお気軽にご相談ください。

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